寒い冬や梅雨のシーズンはカビが最も発生しやすいシーズンです。カビは温度20〜30度、湿度70〜80%の条件になると発生し、空気中をカビの胞子が浮遊しいたるところで繁殖します。
特にキッチンや浴室は高温多湿でカビの栄養源も豊富なことから、カビの発生しやすい場所です。カビ対策として、調理後や入浴後は水気をしっかり切り、換気扇を必ずまわしておきます。カビが発生したら市販のカビ用スプレーや、消毒用エタノールを布に含ませて拭くかスプレーし、ペーパータオルで拭き取り、カビの胞子を飛び散らさないためにすぐに捨てます。雑巾で拭いた場合も同じです。三角コーナーや浴室の小物は、塩素系漂白剤に1時間ほど浸けておくと、カビも死に除菌もできます。
リビングや寝室も、部屋にこぼれた食べカスや結露からカビが発生します。絨毯やソファーにカビが発生した場合、布を逆性石鹸液で固く絞り繰り返したたき、乾き拭きしてからドライヤーの冷風で乾燥させます。押入は普段から戸を少し開け通気を良くしておきます。畳のカビは消毒用エタノールか漂白剤を含ませた雑巾を固く絞って拭き、水拭きしてからドライヤーの冷風か扇風機で乾燥させます。
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